本能、類は友をしばく

加納と渚
お笑い体験。

前書き

Aマッソ加納と尼神インター渚のトークライブ『本能 類は友をしばく』を観に行った。

ツイキャスでちょろっと話したけども、整理しつつ再度振り返ってみたいと思う。

繰り返しになるが、ぼくはお笑い芸人という人種が好きで、ほとんど憧れに近い感覚を持っている。
何度も言っているものの、やはり文字にしてみるとその都度自分なりに発見はあったりする。

全然勉強しなかった高校大学の頃も、英語は好きで話せるようになりたいと思っていた。ならなかったけれども。
なんで英語には興味があったかといえば、物理や世界史と比べて明らかに日常で使用される頻度が高いし実用的だから。

同じことである。

面白いかつまらないか、明確な価値基準に生きるお笑い芸人。
速いか遅いか、明確な価値基準に生きるマラソンランナー。
どちらも才能だし技術だが、笑いのほうが日常で実践的だから、前者の方が好きだ。

ここまで今日の気づき。

本能、類は友をしばく

「今回で3回目ですけど、初めて来たって方いますか? (みんな手を挙げる)誰も手挙げろ言うてませんけどね~」
加納のつかみで『本能 類は友をしばく』は始まった。

新宿ロフトプラスワンには初めて行った。ライブハウスとカフェバーを足して割ったみたいなとこだった。
座り位置的に加納側の真横から見る感じになった。ドンケツに近い時間に入ったからしゃーねえ。

さらに横から出入りするスタッフがちょうど目の前に座ったことにより、そいつの動きを避けながらステージを見るのでチューチュートレインみたいになった。

とは言え会場のサイズも小さいし結構近く見える。
彼女らがもっと売れたらこんなキャパでトークライブなんか観られないか、もしくはチケットが取れなくなるな、と少し思う。

前半

記憶が正しければって感じで、メモってたわけじゃないから演目等に漏れもあるかも。

まずは『こんな〇〇はしばきたい』というテーマでお客さんから寄せられたメールの紹介。
募集してたことを知らなかった。知ってたら送ったのに。

中には「加納がジープに乗っていたらしばきたい」なんてものも。
加納は見た感じ身長150センチあるかないかくらいなので、窓から見えなくなる可能性あり。

続いて渚が出演したドラマの話。
相葉雅紀主演の動物病院の話らしい。

渚のワンシーンを切り取った静止画を見て、このあと渚は何と言ったでしょう? と渚自身が当てるクイズ。
「うち台詞少なかったから覚えてると思うで」と言いながらガッツリ外す。そしてめちゃくちゃ棒読みな台詞に笑う。
「やと思った! デビューしたてのYouTuberみたいにぎこちなかったもん」という台詞があるのだが、加納が「お前やろ、ぎこちないの」とツッコミ。

後半

後半はサプライズゲストの相席スタート山崎ケイを招いての『ケイのから騒ぎ』。
前半時点で楽屋待機の間に6杯のなにがしかのアルコールを摂取していたという。

登場から完全に出来上がっている。

ステージから柿ピーやドリンクを注文し、ケイちゃんが加納や渚に恋愛の質問。
ケイちゃんと渚は普段から遊ぶが加納とはほとんど面識はないらしい。
基本的に加納は恋愛がらみの話は真面目に答えずボケてはぐらかす。

渚が「バレンタインにチョコあげたことあるん?」と訊くと「いやーバレンタイン以外の364日はチョコのことしか考えてへんねんけどなー。バレンタイン以外はそうなんやけどなー」。渚は結局追及しても逃げそうだと思ったのか深追いせず。

しかしケイちゃんは追う。

「今まで会っためっちゃいい男! 誰だれ~?」

加納は結局「ザブングルの加藤さん」と答えた。これもだいぶ逃げ寄りの回答な気はする。「番組のエンディングで『もういいです』言われるまで延々ボケ続けるのがすごい」らしい。
渚は「相葉君はけっこういい男」。加納はそれに対し「いやどの口が言うてんねん、日本のトップアイドルや」。人には厳しくいく加納。
「そもそも人を好きになられへんねんな」と渚が遠い目をしていた。

渚は基本天然でめちゃくちゃアホでめちゃくちゃいいやつということが分かった。

その後『ちょうどいいブス』として本を出し、ドラマ化までされたが、フェミニストたちに叩かれたというケイちゃんのエピソードトーク

最後はける際、酔って楽屋ではなくお客さんのいる2階席にあがろうとしてスタッフに笑われていたケイちゃんでした。

おわりに

2時間ちょい、充実の時間だった。映画観るくらいの料金だし、めちゃくちゃ有意義だったと思う。

関西弁をパソコンのキーボードで打つと、変換がかなり面倒くさいことを学んだ。

面白かった加納の台詞
「渚さんってそれ美容室とか行ってるんですか? トリマーとかじゃなくて?」