未来は僕らの手の中

携帯電話の歴史
すこしふしぎ=SF。

想像のできること

ガラケーにカメラが搭載された頃
「携帯電話がここまで進化するなんて」
と思ったけれど、その進化はとどまることを知らない。

ていうか、スマホってもはや電話機能がおまけって感じだろ。
ネットが使えてカメラが使えて、電話もできちゃう。みたいな。

今も「携帯電話がここまで進化するなんて。もうこれ以上先ないっしょ」と思うけれど、実際はそんなことなくて、まだまだまだまだ進化し続けるに違いない。
想像が及ばないだけで。

自分が生きている間にスマホがどこまでいけるのか考えてみた。
例によって、特に調べもせず想像だけで書くよ。

身分証、鍵類、そのへんはもう全部スマホになるだろうな。
鍵はもう既にあるかもしれない。車の鍵なんかはすぐできそう。

日常的に持ち歩くものが全部スマホに搭載。これは想像の範疇というか。
カメラとかお金とか音楽プレイヤーがスマホに入るんだったら、身分証と鍵も。
あとなんだろう。それだけでもかなり手ぶらになれる。

想像のできないこと

というようなことを彼女に話したら「空が飛べるようになる」と言う。

いやいや。方向性が違うじゃん!
民間人が当たり前に空が飛べるようになること自体、相当困難なのに。スマホで空を飛べるとは、これいかに。

でも面白そうなので、その方向性で考えを飛躍させていく。

「地上だったら道路とか標識とかで交通ルールを整備できるけど、空を移動するとなるとそれが難しいんじゃない? 目印が何もないから」
「それは、VRで解決する」

お! やっぱり面白い。さすが。
生きている間に実現するかという点では難しそうけれど、VRで空中に道や標識や信号を表示するっていうのはありえない話じゃないと思う。

日常的に空を移動する時代は来るのかな。
大昔なら自動車だって想像もつかなかった発明なわけで、空中移動、想像が及んでいる時点でかなりありえるってことになるんじゃないかな。

断言できないこと

なんでだか忘れたけれど、宇宙人がいるかいないか、という話になっていた。

「空気があって、光があって、過ごしやすい温度っていう生物が生きられる環境が整った星は宇宙になかなかない、って言うけど。それは地球目線じゃん。空気が薄くて、暗くて、酷寒の星でしか生きられない生物っていうのがいてもおかしくないんじゃないかって思うんだよね」
「でも、宇宙人っていたら怖くない?」
「もし俺が言うような生物がどっかの星にいたら、そいつらからしたら俺たちって宇宙人じゃん。だから、立場は一緒っていうか。向こうからしたら俺たちのこと怖いって思うかもよ」
「確かに」
「地球人が宇宙人のいる星を見つけていきなり『宇宙人がいた。滅ぼせ!』とはならないじゃん。たぶん、どうにか交流を図ろうとすると思うんだよな。向こうもきっとそうするんじゃない?」
「そうか。じゃあ、宇宙人って怖くないんだ」

宇宙人、信じる?
ぼくは信じるっていうか、いても全然不思議じゃないっていうか、いないと断言する材料がないっていうか、いたら面白いなっていうか。

断言できること

筋肉は裏切らない。